森のクイズ
Q
Q森のクイズ No.57

学校林ってどのくらいある?

「学校林」とは学校が保有する森林のこと。明治時代に始まったという学校林、2006年現在のデータで何パーセントくらいの学校が持っているでしょうか?

  • 約64%
  • 約32%
  • 約8%
答え見る
答え見る
正解

3約8%

平成18(2006)年度時点で、全国の小学校、中学校、高等学校のうち3,057校において、約2万ヘクタールが設定されています。これは全国の小中高等学校の7.8%に相当します。みなさんが通った学校に学校林はありましたか? 昭和55(1980)年度には、5692校に学校林があったので、26年間で半数近くに減っていることがわかります。

学校林の保有校数及び面積

日本での学校林は、明治28(1895)年に始まりました。この年来日したアメリカの教育家ノースロップが、アメリカでの植樹運動「アーバーディ(愛林日)」を紹介し、日本政府は同年11月3日を「学校植栽日」とし、全国の学校に学校林設置の訓令を出し、明治36年には、2023校が学校林活動を実施して、面積も約5千ヘクタールに達したとのことです。

子どもの教育目的以外に、地域の森林の管理や、学校の財政強化の役割も期待され広まった学校林ですが、1970年代、安い外材に押されてせっかく育てた木が材木としての価値を失ったことや、知識偏重の教育が広まるにつれ学校林は教育の現場から遠ざかり、半ば忘れかけられていました。

 

2000年代になって、「森林・林業基本計画」の策定と「総合学習」の導入を背景に、学校林が再び注目されるようになっています。

林野庁によると、"学校林活動は、心身ともに発育中の小中学校の生徒や高校生が、植樹や保育作業を通じた自然に関する科学知識の学習、社会に貢献する情操豊かな人間性の修得、森林造成による地域社会への寄与などの側面を持った活動として実施されています"とのことです。この活動を広げることを目的に、平成19年度より毎年、「学校林・遊々の森」全国子どもサミットが開催されています。

参考リンク
林野庁>学校林活動
林野庁>「学校林・遊々の森」全国子どもサミット
オイスカ>学校林活動
Wikipedia「愛林日」